自毛植毛とは、毛髪が薄くなったりハゲたりした部分に、生きている自分の毛髪を移植するという植毛方法です。
加齢と共に進行する頭部の薄毛やハゲの原因の大半は、男性ホルモンの影響だと言われますが、この男性ホルモンの影響をあまり受けない部分が誰でも共通に一か所だけあるそうです。それが後頭部の毛髪だとか。
頭頂部や前頭部が薄くなったりハゲている人でも、後頭部には黒々と毛髪が残っていたりするのはこのためだそうです。
"自毛植毛"では、この後頭部に残っている生命力の強い自毛をハゲたり薄くなったりした部分に生きたまま移植されます。
自分の毛髪を移植するため拒絶反応もほとんどなく、なんと、植毛後は半永久的に成長するそうです。
人工毛を移植するのとは異なり、植毛された毛髪も生きているから当然なのですが、髪の毛の色や質感も生きた自分の毛髪そのままで、加齢と共にちゃんと変色するというのも驚きです。
人工植毛によるトラブルが社会問題化していた美容先進国アメリカでは既に一般的な植毛方法となっているそうです。
移植後はというと、本来の自分の生活を営むだけ。この手軽さも人気の理由なのでしょうか。
日本国内ではようやく認知されはじめた自毛植毛ですが、医療面での安全性と信頼性、そして何より「生きた自分の毛髪である」ということから、余計な罪悪感や後ろめたさに捉われることなく、治療を受けた多くの方が自信を持って生活されているそうです。
生きた自分の毛髪を移植できて以前と変わらない生活が送れるなんて、まるで夢のような話ですが、実行性を伴う植毛法として今後の普及が大いに期待されます。