人工植毛とは、抜け落ちてしまった頭部の自毛髪の代わりに化学合成繊維で造られた人工毛を移植する方法です。
人工毛髪の付いた人工毛根を頭皮に埋め込み、あたかも毛髪が生えているかのように見せることが可能ですが、この技術が導入され始めた頃は「植毛してすぐに抜けてしまった」とか「植毛した部分の頭皮が皮膚病になった」などといった問題が多く発生し、人工植毛の被害者の会による訴訟事件もあったようです。
近年では、このような問題を改善する形で技術面が改良されているようですが、やはり「自分の生体に人工の異物を埋め込む」ということによる拒絶反応や感染症といった問題を内包しているため、植毛時には医師によく相談した上で適応テストを受けるなど、あくまでも慎重な判断が必要な治療法だといわれます。
美容先進国アメリカでは、人工植毛よりも安全な技術として、すでに自毛植毛が一般的になっているようです。